和菓子のあゆみ

茶菓子が生まれた、日本の菓子の現代まで歩んできた経路をたずねると、祖先の人たちが食べていたものは、草や木の実などを主としていたことが伝えられています。


それは山野に自生したつる草の実であるえびつるやその他自然の草木類から無毒の実を採っていたものです。


その後、楊梅子・栗・柿・桃・梅の果実類が、インド・中国・朝鮮などから伝わり栽培され、果実に対する好みも次第に発達してきました。


まず菓子の「菓」は木の実で、「菰」は草の実。


これをまとめて「木菓子」といったり菓菰類ともいったりしています。


『和名抄菓類』には、


菓菰唐韻云説文木上日ゾ果(字或作レ菓、日本紀私記云、古乃美、俗云久太毛乃)。


地上日菰(和名久佐久太毛乃)漢書注張曇旧有〆核日レ菓無μ核日レ菰。


応勧日木実日レ菓草実日レ繭云々


・・・と註して、石榴・梨子・栗子・桃子など、いわゆるくだもの類を挙げ、同書次に菓具類は核類で、桃の核・栗の刺・桃の脂を書き、今でも中国では西瓜の核を好んで食べます。


ティーバッグのお茶ともよく合いそうですよね。


茶道の初期の時代

菓子に定まった食べ方はありません。


ここには大略の心得を記したばかりで、茶道の作法の上の扱いでありますから、手際よく、無作法でない限り自由にいただけばよいのです。


流派によって、少しは扱いが異なることがあります。


ここに昔の菓子の作法を記してみますが、昔の記録として見るに止めてほしいのです。


『草人木』


一、菓子と茶うけと別に出す事もあり、又ひとつに組合て、めんくに出事もあり、惣菓子とめんく菓子との義也


一、此菓子に付て給法の式目あり、或ハ柿なり共、樒柑なり共、あるひは椎核のたくひ、惣別、皮を取てくふ物を、ぬり物の盆か、又は木具かに出る事あらんに、菓子の皮を木具ならは入てかへすへし、


或つい朱、又はつゐこうなと又ハ蒔絵の盆か、ひとかとの道具に、菓子入て出る時、其盆に皮取たるくす共入てもとすべからす、


惣て菓子なとをくふ時ハ、鼻紙を取出て、畳の上にしきて、其上に取たる物を置、其菓子をくふて、かわをはしきたる紙につ玉みて、懐中すへし、


又焼物の鉢なとに入れて出る共、皮を入てかへすへからす、木具計ハくるしからす、


一、面々菓子の台ならは立さまに菓子入を重而、勝手ちかき所に置へし、此仕舞ハ、下座の人のしたるがよし、


・・・と、まだティーバッグのお茶などない茶道の初期の時代には多くの先匠たちが伝書を記して、今日に伝わっています。

お菓子を食べるときの作法

椿餅・桜餅・柏餅などは、葉を斬り曲げるかまたは葉を下に折り重ねて、切っていただきます。


串団子などは、懐紙か皿に楊枝で一つ抜き取っていただきます。


横食いはしないよう心得るべきでしょう。


ティーバッグのお茶によく合う田楽菓子も同じです。


竹流しは、そのまま懐紙の上で竹口を下に向けると中身が出るから、食べる量だけ出して自分の楊枝で切って、いただきます。


節を口にして吹いたり、竹を口にして吸うほうが味がよいと、無作法せぬよう心得ねばなりません。


善哉の餅などは、恰好に切って食べます。


歯で引くような図は控えましょう。.


善哉の場合など、黒もじと杉楊枝が出た時は、添えれば箸になるからです。


黒もじは、持ち帰るのが正式で、杉楊枝は二つに折って返しておきます。


干菓子二種あれば二種、三種あれば三種を一つ一つ取っていいでしょう。


懐石膳の時、黒もじがあれば、これは菓子用の箸ですから扱いを忘れず、取り持ちます。


客は、菓子を取り、箸先が汚れた時は懐紙で拭って次に回します。


ティーバッグでお茶会

こんにちは。


今日からブログをはじめます。


わたしはお茶についてとても興味があります。


茶道を習っていることもありますが、日ごろはティーバッグで簡単にお茶を入れています。


十分に美味しいですよね。


さて、まずお茶をいただくときのお作法について綴っていきたいと思います。


綜は、葉に包んだままの形で出る時と、中の笹』枚にして使う時とがあります。


笹一枚の時は、懐紙に取って、葉の先を広げて折り曲げ、楊枝で切って食べますが、包んだままの場合は、太いほうから藺を解いて、軸のほうに巻き寄せ、笹の葉先を広げて、中身を包んだ一枚の笹葉とともに紙の上へ抜き取ります。


残りの葉はたたんで藺で結び、先述の一枚の笹葉のようにしていただきます。


一枚の葉は三角に折って軸を通しておき、紙に包んでしまいます。


バナナを食べた後のように、無作法に散らかさないのも心得です。


最近は籠を一緒にすることがありますが、やはり小さくたたんで捨てるべきです。


笹巻・その他の変わった綜もこれに準じます。


この綜の例は京菓子の綜の場合で、吟味されて、茶菓子に用いられるように作られています。