お茶のはじまり
奈良時代、天平勝宝五年(七五三)孝謙天皇の御代に、唐僧鑑真が来朝、黒砂糖を献上しました。
次に桓武天皇延暦二三年(八〇四)に、最澄・空海が入唐して、順宗帝に招かれて、亀の甲型せんべいを食べ、淡白で風味があり、帰国してから山城国(京都)小倉の里の住人和三郎に製法を伝えました。
葛根と米粉に果実の糖液を混ぜて焼き、「亀の甲せんべい」と名づけます。
・・・これがせんべいの始まりとなっています。
「煎餅」は唐菓子に字は現われますが、別のもの。
東山時代には、宋や元の文明と禅宗の趣味の合体からなって、いよいよ茶の湯の形が現われてきます。
茶はご存知のとおり、伝わったのは聖武天皇の天平元年(七二九)、引茶の節会が始まりと記されていますが、これは奈良朝の初め、遣唐使などが茶を伝え、栽培したらしいですね。
さすがにまだティーバッグは登場していません。