豪華なお菓子
妙覚寺の本陣に町人を招いての茶会ではありますが、非常なご馳走を出しています。
縁高も金箔塗に絵の書かれた豪華なものです。
菓子は季節物。
美濃柿(信長の領内の産物でしょう)・むき栗・石榴・金柑など新鮮なものです。
新鮮なものはティーバッグのお茶との相性も抜群ですよね。
花すりは不明の品です。
このころは浅井長政を近江小谷城に攻めたころ。
信長としては尾張から上京、全盛の時で、この時の信長の衣裳は上に桐ノ絞ノ白綾、間に綴織、下に黄練御袷せ、青ノ御肩衣、浅黄の御袴、と立派な姿である、と『宗及他会記』に出ています。
床前の葉茶壷は大名物の品々ですが、やはりこのころになると、本膳も茶心があり菓子も利休百会の菓子の姿となってきます。
秀吉の衣裳は上に唐織の御小袖、五つむねに下まで皆上の衿同、上の御道服は白き紙子、木瓜の裏也、帯は紅、長く結んで膝の下まであります。
頭巾、御髪ゆわせられずに、御小袖長して御足みえず。
・・・と書かれていますが、信長の衣裳と比べると、時代の変わりがうかがえるので書き記しました。